1991年12月15日生まれ、米国ロサンゼルス出身。本作で映画デビュー。サンフェルナンド・バレーで生まれ育ったアラナは、2007年にエスティとダニエルの姉ふたりとともにバンド、ハイムを結成、ヴォーカル、ピアノ、ギター、ドラムを演奏する。13年発表のデビューアルバム“Days Are Gone”でグラミー賞最優秀新人賞にノミネート。17年、2ndアルバム“Something to Tell You”をリリース。ワールドツアーを行い、グラストンベリーほか数々の音楽フェスでヘッドライナーを果たす。20年6月にリリースされた3rdアルバム“Women in Music Pt. III”は、女性のみのロックバンドとして初めてグラミー賞の最優秀アルバム賞にノミネートされる快挙を果たし、アルバム収録曲“The Steps”は、最優秀ロック・パフォーマンス賞にノミネートされた。このアルバムは各方面で絶賛され、ヴァラエティの「今年のトップ10」に選出、アメリカのアルバムセールスチャート、オルタナティブチャート、ロックチャートで初登場1位、イギリスでも1位を獲得した。21年5月、ブリット・アワードのインターナショナル・グループ賞を受賞、02年のディスティニー・チャイルド以来の女性アーティストの受賞となった。
1960年8月17日生まれ、米国ロサンゼルス出身。『デッドマン・ウォーキング』(95/ティム・ロビンス監督)、『ギター弾きの恋』(99/ウディ・アレン監督)、『I am Sam アイ・アム・サム』(09/ジェシー・ネルソン 監督)で3度のアカデミー賞®主演男優賞ノミネート、『ミスティック・リバー』(09/クリント・イーストウッド監督)と『ミルク』(08/ガス・ヴァン・サント監督)で2度のオスカーに輝く。また、『デッドマン・ウォーキング』ではベルリン国際映画祭、『シーズ・ソー・ラブリー』(97/ニック・カサヴェテス監督)ではカンヌ国際映画祭、『キャスティング・ディレクター』(98/アンソニー・ドレイザン監督)と『21グラム』(03/アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督)でヴェネチア国際映画祭と三大映画祭で主演男優賞を獲得。アメリカを代表する名優である。監督としても活躍し、『イントゥ・ザ・ワイルド』(07)はアカデミー賞®2部門に選出されたほか、数々の賞を獲得している。